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ピックアップ研究04 宇野研究室 ピックアップ研究04 宇野研究室

おしゃれな建築物、近未来的な建築物。
一見、設計の意図がわからない建築物も、
実は様々な意図が隠れていることがあります。
建築物の「快適さ」のその先には何があるのか。
これからの建築物はどうなっていくのか。
建築物の研究の今について、探ってみました。

大同大学 建築学部(仮称)建築学科 インテリアデザイン専攻 宇野研究室

その窓はなぜそこに? 建築デザインとは問題解決でもある

住宅、病院、学校など、私たちの生活と密接にかかわる「建築」。建築と聞くと建物単体をイメージしがちですが、実は様々なものとのかかわりを大切にしてつくられています。例えばある敷地に対して建築物の設計をするとして、その際に重要なのは「中と外の関係性」だと語る大同大学建築学科の宇野先生。「私が以前設計した学校は、敷地面積に対して20%の建築面積を使っています。つまり、80%は外。外の設計も大事だということがわかります」。
建築物の中での過ごしやすさだけでなく、外とのつながりを持たせた建築物。外構の木の位置と窓の位置を合わせたり、太陽や月の動きを考えて窓の位置を決めたりと、自然と融合し四季を楽しめる建築が求められているのです。これを「関係性のデザイン」といいます。また、建築デザインは「問題解決」でもあります。デザイン、つまりアイデアで問題解決を試みる。そこで得た反省点を生かしまたデザインする…といったように、建築デザインは尽きることがありません。

2017年日本建築学会作品選奨 
「風の街みやびら」

「何かをしてみたくなる空間づくり」こそが建築

建築物の役割とは何でしょう。デザイン的に美しくあること、実際にその建物を使う人が快適に過ごせる環境をつくること。それだけではありません。建物は人の行動と直結するもの。だからこそ「快適さ」の先の「何かをしてみたくなる空間づくり」が大切なのです。
宇野先生が設計されたグループホーム「風の街みやびら」にはそんな工夫がたくさんあります。みやびらの特徴は、廊下がないこと。廊下がないことで、共用部から個室全体が見渡せる開けた空間ができています。その一方、入所者の個人スペースを守り、また各個室とも外への出入口をつくっているため家族が直接部屋へ面会に行ける仕組みも。こうすることで、「他の入所者とコミュニケーションを取りたい」「家族とプライベート空間で話したい」などの「何かをしてみたくなる空間づくり」に成功しています。
建築物は利用する人だけでなく、その周囲にいる人をも変える力があるのがおもしろいところです。

宇野研究室の生徒が作った模型たち。

建築の研究は、まず作ってみることから

宇野研究室には、段ボールでできた建築模型が所狭しと並んでいます。研究室に入ってからは、まず手を動かして考えることから始めるとのこと。
「最初は与えられたテーマで建築物の模型を作ってもらいます。まずは“建築って楽しい”と思ってほしいからです。設計を学ぶのはそのあとです。また、私の指導は“住宅をつくりなさい”ではなく、“新しい価値のある生活や環境をつくりなさい”。住む人のこと、その建築物の周辺がどう変わるかを想像してほしいからです」と宇野先生。建築学科では今リアルに求められている建築を考えます。大学で建築を学ぶことは、「答えが一つではないことを学ぶ」ということ。想像力を鍛え、多様性を身につけます。これからどんどん新しい価値観の建築物が生まれていくのが楽しみですね。

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