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ピックアップ07 光田研究室 ピックアップ07 光田研究室

いいにおい、嫌なにおい、好きなかおり、
苦手なかおりなど、
人によって
「におい」に対する感覚は違います。
においのまったくない空間は
存在しないにも関わらず、
においが人に与える影響に関する研究は、
ほとんど行われていませんでした。
「におい」という感覚的なものを、
いかに研究していくのか。
日本でも数少ないにおいの研究ができる、
大同大学工学部建築学科かおりデザイン専攻の
光田先生に、日本のにおいの研究の
今をうかがいました。

イソ吉草酸を利用した研究レポート

イソ吉さんは嫌われ者?人気者?

みなさん、「嫌なにおい」というと、なにを思い浮かべますか?例えば、靴のムレのにおいなんかもそうですよね。特に女性はブーツのムレには悩まされます。
「このにおいの原因となる主成分は『イソ吉草酸』というものですが、完全に脱臭することは難しいといわれています。そこである程度の脱臭をしつつも、においそのものを変えてしまう。つまりデザインしてしまうという発想の転換で、私の研究室では、この『イソ吉草酸』を他のさまざまなにおい成分と調合して、好みの香りを作り出す実験を行っています」と光田先生。実際に光田研究室ではグループごとに香りをデザインする課題に取り組み、『イソ吉草酸』を取り入れて心地よい香りを作りました。
実は世界的に有名な香水にも、不快臭の原因となるものが含まれていることはあまり知られていないことです。この不快臭の元となるものをエッセンスとして加えることで、より深みのあるいい香りになることがあるのです。

建築学部(仮称)建築学科 かおりデザイン専攻 光田恵先生

においが人に与える影響は謎だらけ。

ある人には「いいにおい」でも、別の人にとっては「嫌なにおい」ということはよくあります。では「いいにおい」と「嫌なにおい」のボーダーラインはどこにあるのでしょうか?においとは「ヒトが気づく空気」とも言えます。人の嗅覚は、そのにおいの濃度が10倍程度になった時点で初めて変化を感じるものだそうです。そのにおいを“いい”"悪い“と判断するボーダーラインや人への影響などについては、実は解明されていないことがたくさんあります。
もともと清潔好きな日本人は、清潔なイメージから無臭を好む国民です。ところが、アロマテラピーをはじめ、香りを楽しんだり、香りで自分の個性を生かしたりと、最近になって香りを含めたにおいへの関心が急速に高まっています。一方で、柔軟剤などの香りが頭痛やめまいを引き起こすなど、さまざまな問題も起こっており、においに関する研究の進展が待たれます。光田研究室では、においが人に与える影響についての研究にも取り組んでいます。

においを測定するモデルルーム

においの数値と人の感じ方を結びつける

「においセンサー」と言われる装置自体は開発が進んでいますが、人の感じ方と、センサーの数値との関連性は、まだまだ不明なことがたくさんあります。光田研究室では、介護施設や病院、畜産場のある町、アイランドキッチンのあるリビングなど、さまざまな生活空間でにおいを採取して、においセンサーを使って数値化。同時に実際に人が嗅いで不快か不快ではないかを測定し、数値と人の感じ方との関連性を探っています。
また、においの与える良い影響にも目を向けて、たとえば食後にさっぱり感を与える香りや、食事制限のある人が食事を美味しく感じる香り、仕事がはかどる香りなどを作り出すことを目指しています。こうした香りを実際に病院やオフィスビルの空調など、目的に応じて応用できれば、健康で元気な毎日を過ごすことができそうですよね。

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