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ピックアップ30 吹田研究室 ピックアップ30 吹田研究室

ものづくりの現場で活躍している産業用
ロボットをはじめ、
私たちの暮らしのいろいろな
場面で活躍しているロボット。
ロボット研究がさらに進めば、今まで以上に
幅広く活用されることが期待されます。
長年、産業用ロボット開発に従事し、
現在は人と協調するロボットの研究に取り組む
工学部 機械システム工学科の吹田先生に
「これからのロボット」について伺いました。

現在、モノづくりの現場では製造ラインの自動化が進み、たくさんの産業用ロボットが活躍しています。また、家の中を勝手に掃除してくれる自動掃除ロボットや飲食店で料理を配膳してくれるロボットなど、ロボットは私たちの身近なところでも広く活用されるようになってきました。そのような中で、人とロボットが助け合いながら生きていける未来をめざして、人とふれあったり、人と協力していっしょに作業できるロボットについて研究しているのが、大同大学工学部機械システム工学科の吹田 和嗣先生。吹田先生は、これまで大手自動車メーカーでさまざまな産業用ロボットの開発・導入に携わってきたほか、サービスロボットの研究開発などにも取り組んできたロボティクス応用研究のエキスパートです。「人と協調したり、コミュニケーションを取ることができるロボットの研究が進めば、モノづくりの現場だけでなく、サービス業や医療・介護分野など、幅広い領域でこれまで以上にロボットが活躍できるようになるはずです。この研究は少子高齢化や労働力不足などの社会の課題解決、人々が健康で幸せに暮らせる社会づくりなどにも幅広く貢献できる可能性を秘めており、とてもやりがいの大きい研究テーマです」と吹田先生は目を輝かせます。



現在、製造ラインで稼働している産業用ロボットは、安全面などの観点からロボットが稼働するエリアと人が作業するエリアが分離されていることがほとんど。ロボットが設置した部品に対して人がネジ締め作業を実施するなど、限定的に人とロボットが同じ空間で作業することはあるものの、吹田先生がめざす協調作業の実現にはまだまだ遠いと言います。「たとえば杵で餅をつく人と、臼の中の餅を返す人が阿吽の呼吸で連携する餅つきは、まさに究極の協調作業の一例です。人とロボットでも同じように阿吽の呼吸で、同じ空間内で安全に、かつ協力して作業できるようになるのが理想です」しかし、吹田先生によると人と協調するロボットの研究は始まったばかりで、まだまだ発展途上の研究分野。安全面やコミュニケーションの方法など、さまざまな観点から現状のロボットが抱える課題を一つひとつ整理し、解決していくことが必要だと言います。そこで吹田研究室では、金属製のロボットにやわらかい粘弾性材料をまとわせて安全性を担保できないか検討したり、自律的に移動するロボットが障害物を認識する際、人と障害物を区別して認識できる仕組みを開発するなど、幅広いアプローチでロボットの安全性向上や高性能化に取り組み、人と協調できるロボットの実現に挑んでいます。


吹田研究室の大きな特長のひとつが、企業との共同研究。研究室で取り組む研究テーマはさまざまありますが、どれも企業と連携して行われる共同研究ばかり。企業との共創活動を通してアーム付き自律移動ロボットの改良開発を行ったり、実際に製造ラインで稼働している産業ロボットの省エネ化の実証実験をするなど、学生たちは企業の方々と意見交換や進捗報告を重ねながら、それぞれの研究テーマに取り組んでいます。「共同研究を通して現在のロボティクス領域が抱える技術課題などの具体的な目標に取り組むことで、学生たちは自分の研究がどんなところに役立つのかをリアルに実感できます。さらに、企業が実施している研究や開発のプロセスを実践的に体験すると、ものごとを円滑に進める力やプレゼンテーション能力なども鍛えられます」。また、そもそもロボットは、機械工学や情報工学だけでなく、さまざまな領域の技術を横断的に掛け合わせて実現されているもの。ときには医療分野の知識を活用して安全面を検討したり、心理学を応用して人とのコミュニケーション方法について考えるなど、さまざまな知識を総動員する必要があるため、幅広い知識や力がおのずと身につくのも、吹田研究室の特長のひとつです。これからの進化に期待が膨らむロボット同様、吹田研究室で大きく成長した学生たちの未来も無限の可能性が広がっています。


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