工学部 機械システム工学科の小森和武教授が専門図書「Ductile Fracture in Metal Forming - Modeling and Simulation」(「金属加工における延性破壊－模型化と模擬実験」)を執筆しました。
　この本は、材料が大きな塑性変形を受けた後に破壊する現象である、延性破壊の分野では約30年ぶりの専門図書です。 この本の第1章及び第2章では巨視的な視点からの延性破壊が、第3章及び第4章では微視的な視点からの延性破壊が、多数の文献を用いて紹介されています。そして、第5章及び第6章では小森教授が提案している「楕円空孔モデル」を用いた微視的な模型化と解析結果が紹介されています。

　著者：Kazutake Komori
　発行日：2019年10月15日
　発行所：Academic Press (Elsevier)
　頁数：294頁
　ペーパーバック ISBN: 9780128147726
　電子書籍 ISBN: 9780128147733

　出版社のサイトはこちらからご覧になれます
　https://www.elsevier.com/books/ductile-fracture-in-metal-forming/komori/978-0-12-814772-6