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2020.06.29 先生の活躍/学生の活躍/機械システム工学科

中部イノベネットの取材を受けました/西堀賢司名誉教授、篠原主勲研究室

取材を受ける篠原教授(右)

取材を受ける篠原教授(右)


 6月25日(木)に本学の西堀賢司名誉教授と機械システム工学科の篠原研究室が、中部地域の研究機関、産業支援機関が連携し、中堅・中小企業の技術開発を支援する「中部イノベネット」の取材を受けました。
 西堀名誉教授は、愛知県の伝統工芸品である有松・鳴海絞りの職人の高齢化や後継者不足で、技術伝承が難しい現状の問題解決に臨み、簡単に絞りの括り作業を行う「絞りロボット」を2013年に開発しました。その研究は現在も共同研究として篠原研究室が引き継ぎ、ロボットの小型化・実用化に向けた研究が進んでいます。
 写真のモニター画面は、絞りによる布とキャップの応力分布を示します。青色は応力が無い状態を示し、赤色に遷移するに従い、応力が集中する状態を示します。布の破断防止や染料の制御を目的とし、シミュレーション技術(CAE解析技術)を有松鳴海絞りロボット設計開発に役立てています。
 取材では絞りロボット開発の経緯や苦労話、現在も改善のため様々な試みを重ねる篠原研究室での様子が語られました。
 取材の様子はYoutubeに編集し公開される予定です。

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