１０月１１日（日）愛西市文化会館にて、本学の澤岡名誉学長が『生命誕生の謎に挑戦する「はやぶさ２」』をテーマに講演されました。
「リュウグウ」を離れ、近く帰還予定（2020年12月6日）の「はやぶさ２」の意義や期待を、多くの技術開発の取組み事例や主なミッションである『採取岩石からの生命誕生の解明』などを交えて話されました。
「はやぶさ２」の長い期間の運用や岩石採取は、「初号機 はやぶさ」の立て続いたトラブルやシステム障害などの徹底的な検証・対策によってもたらされ、粘り強く、妥協を許さない技術者たちの挑戦を紹介されていました。
受講者から「はやぶさ２」本体のリエントリー計画、宇宙開発技術から得られているビジネス事例など踏み込んだ質問が寄せられていました。
今回、コロナ禍での開催となり、受講者の大幅な人数抑制・座席指定、マスク着用など万全な予防対策のなか実施されました。