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2017.07.27 先生の活躍/大学院/学生の活躍

共同論文が12月号の『電気学会論文誌C』に掲載されます/大学院 手島さん、不破教授

 一般社団法人 電気学会が発行している『電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌)』に、情報学部 情報システム学科 不破勝彦教授と、本学大学院 情報学研究科2年の手島大仁さんらが投稿した論文「3次遅れ要素による高域遮断フィルタを併合した最適レギュレータ」の12月号(Vol. 137 No. 12)に掲載が決定しました。
 本論文は、1月20日に電気学会B賞として受賞された内容をまとめたものであり、投稿後わずか2ヶ月の早さで掲載決定となりました。
 2013年に、指定された2次遅れ系による高域遮断フィルタを併合することができる最適レギュレータの設計法を不破研究室の大学院生が論文化してきましたが、今回の論文ではさらにフィルタの次数を高める設計法を与えることに成功しました。フィルタの次数が高くなっても、従来法と同次数の代数方程式を解くことで設計が可能であることを数学的に明らかにしたことが特徴です。
 今後は、方程式の解の存在性や実験による有効性の検証などを通じて、設計法を完成させることを目標とし、一部の内容は9月に開催される学会で発表予定です。

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