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2019.02.21 学生の活躍/情報デザイン学科 プロダクトデザイン専攻

卒業研究作品が商品化されます!/安藤拓海さん、井上拓磨さん、安田直生さん

左から:安藤さん・井上さん・安田さん

左から:安藤さん・井上さん・安田さん


 プロダクトデザイン専攻 横山弥生研究室 安藤拓海さん、井上拓磨さん、安田直生さんの卒業研究成果が商品化されます。
 安藤さんら3名の卒業研究は、産学連携という形で株式会社近藤印刷と本学との協同にて行われました。株式会社近藤印刷は、UVインクを用いた透明素材印刷などに強みを持ち、各種のノベルティグッズを手掛けています。
 研究テーマは「同人作家の作風、特徴を活かすノベルティグッズの提案」と称し、コミック作家が描くイラストに関わるノベルティグッズの新商品のあり方を研究したもので、安藤さんら3名もイラストを趣味としており、同人作家の視点から、この研究テーマに取り組みました。
 最終作品は、イラストの制作過程ごとの状態をそれぞれ透明シートにUVインクを用いた印刷を行い、これらの透明シートを重ねることで、ラフ画イラストから、完成イラストまでの過程がわかるという、「メイキング」という概念に注目したデザイン提案となっています。
 提案作品は全部で4案ですが、このうち今回商品化が決定したのは、クリアブロマイドと名付けられたもので、はがきサイズの透明シート印刷された4枚の制作過程ごとのイラストが、横一列に透明な袋に納められるものです。従来はクリアシートに印刷された、はがきサイズの商品は存在はしていたものの、複数のものを透明ケースに入れて折りたたんで重ねるという発想のものが無く、この点の斬新さが認められて商品化となりました。
 安藤さんら3名は、自分たちの好きなイラスト制作で、「商品化につながる卒業研究制作をやり遂げたということに達成感を得ることができた」、「社会人となってからもこの経験を活かして行きたい」と感想と抱負を語っていました。
 なお、本研究は現在特任教授となっている横井健二教授の下で過去にも2回ほど同様商品化を目的とした研究が行われており、今回も横井特任教授の支援も受けて実施されました。

産学連携企業:株式会社近藤印刷
http://www.noah-digital.co.jp/
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