スピーカーコンテストで受賞しました/早川稜馬さん、桃井翼さん

作品と賞状を前に、賞品を掲げる早川さんと桃井さん
広島のオーディオサークル・オメガの会が主催するスピーカーコンテストに、工学部 機械システム工学科 4年 早川稜馬さんと桃井翼さんがペアで参加し、特別賞を受賞しました。
音楽之友社が主催するコンテストが正規の形で実施されない中、唯一の全国規模のコンテストで、2025年11月2日に開催されました。
早川さんと桃井さんは、スピーカーユニットの後ろ側から出た音をホルンやトランペットのように徐々に広がる管に導いて低音を補強するバックロードホーンという方式のスピーカーを、授業で学んだ3次元CADの設計手法や3Dプリンターを駆使して製作しました。
コンテストでは試聴による音質だけでなく、種々の音響特性も計測し、作品のコンセプトやデザインも評価されますが、2人の作品は、迫力のある音もさることながら、管楽器のような独創的な造形が高く評価され、グランプリは逃しましたが、STEREO誌から贈られる特別賞に選ばれました。
コンテストの様子は、STEREO誌12月号に紹介されています。
コンテスト参加者からは以下のようなコメントをいただきました。
・ジャズライブにあばれが無く、アフリカンドラムに迫力がある。
・バランスが良く低音も豊かで、音量を上げても余力がある。ホーンロードの勝利。
・楽器のような姿がユニークでかつ美しい。色も良い。
・段階的な実験を通して仕様を決めて行くというプロセスは素晴らしい。
・3Dプリンターで出力するだけでもものすごい時間と労力がかかっている力作。



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