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NEWS

2025.12.09 学生の活躍 機械システム工学科

パテントコンテストで優秀賞を受賞しました/森宥翔さん


森さんが設計・製作した種々の磁性減速機

 令和7年度パテントコンテストで工学部 機械システム工学科 4年 森宥翔さんが優秀賞を受賞しました。
 パテントコンテストとは、次世代の日本を担う若者を対象に、自ら考え出した発明を競うコンテストで、文部科学省や特許庁などが主催しています。
 2025年度には、全国から605件の応募がありましたが、森さんの発明が特許出願支援対象となる30件の優秀賞の1つに選ばれました。
 優秀賞に選ばれると、弁理士との相談 ⇒ 特許出願 ⇒ 審査請求など、様々な支援を受けながら、特許権の取得までの手続きが実体験できます。

 森さんの発明は、特許取得前なので詳しくは記せませんが、磁石の働きを巧妙に利用した減速機で、一般的な減速機のように歯車を用いません。
このため、耐久性や安全性、環境衛生面に優れ、加えて設計も容易な減速機が実現できます。
 森さんは入学時よりロボット研究部に所属し、自らの手で製作したロボットで様々な大会に出場するなど、学生生活を通してモノづくりに慣れ親しんできました。
このような経験を活かして、卒業研究のテーマも自ら提案して取り組んでいましたが、その過程で今回応募する発明のアイデアを思い付いたそうです。
そして、過去にこのコンテストで特許を取得した経験のある先輩に勧められて、そのアイデアを実際に形にしてコンテストに応募することにしました。

 指導教員の大嶋和彦教授は、ご自身も複数の特許を取得しておられますが、「森君がパテントコンテストに応募したいということは聞いていましたが、
発明品の製作や提案書の作成には一切手を貸していません。優秀賞に選ばれたという報告を受けた時に初めて発明品と提案書を確認しましたが、
どちらもとても完成度が高くて正直驚きました。」と語っています。
 今後は主催者から紹介していただく弁理士のアドバイスをもとに特許出願書類の作成を進めていくそうです。

パテントコンテストの詳細はこちら
https://www.inpit.go.jp/patecon/index.html

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