名古屋市立神沢中学校の生徒が模擬授業を体験しました/坪井涼教授
12月17日(水)、名古屋市立神沢中学校の2年生12名が、キャリア教育の一環として大学見学のため来学しました。
生徒たちは大学の説明を受けた後、工学部 機械工学科 坪井涼教授による模擬授業「流れを見て学ぶ科学の世界」を受講しました。
はじめに、空気や水といった「流れ」をどのようにとらえ、ものづくりに生かしているのかを紹介する過程で、普段は目に見えない流れも、
煙や色のついた水を使うことで見えるようになることが説明されました。
次に、飛行機や船、自動車のエンジンなど、身近な機械の性能を高めるためには、流れを理解することがとても重要であると話があり、
昔から行われてきた煙や染料を使った実験に加え、近年はコンピューターを使ったシミュレーションによる解析も行われていることが紹介されました。
実験において実際の動きを確かめられる利点と、シミュレーションによる機械の内部や特別な条件を調べられる強みを組み合わせることで、
より安全で効率のよい開発につながることが強調されました。
模擬授業の最後には、ミニカーのまわりを流れる空気を観察できる小型装置を使った実演も行われ、
参加した中学生たちは、普段は見ることのできない空気の流れを、興味深そうに観察していました。



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