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NEWS

2025.12.18 先生の活躍 情報学部 情報システム学科

2025年度技術教育分科会で研究発表しました/山﨑一德准教授


発表を行う山﨑准教授

情報学部 情報システム学科 山﨑一德准教授と名古屋市立工業高等学校の青木祐弥教諭(本学卒業生)が、
12月14日(日)、神戸市で開催された日本産業技術教育学会2025年度技術教育分科会において、高大連携による教育研究の成果2件を発表しました。
両名は新世代製造技術開発研究ラボラトリーにも所属しており、工業教育の質向上に向けた実践的研究を展開しています。

発表1:Google AI StudioとNotebookLMを用いた旋盤実習の音声データ分析と学習教材作成(演題番号B07)
要旨:Google AI StudioとNotebookLMを用いて旋盤実習動画から学習教材を自動生成する手法を検討しました。生成AIの活用により、教員の資料作成時間を数時間から約1時間に短縮し、安全関連項目の網羅性も1.7倍に向上することを確認しました。この研究成果は、「OK・NG
報告システムとローカル LLM による教員負担の軽減と学習効果の向上」(令和7年度 日比科学技術振興財団 研究開発助成)の成果の一部です。

発表2:工業高等学校におけるデザイン思考教育が社会人基礎力に及ぼす効果 ―3時点縦断測定による探索的検討―(演題番号A10)
要旨:工業高校生12名を対象に2か月間のデザイン思考教育の効果を8か月後に追跡しました。実習直後は「主体性」「実行力」などの個人能力が向上し、8か月後には「発信力」「傾聴力」などのチームワーク能力が遅延的に向上することを確認しました。個人能力からチーム能力へと段階的に成長する興味深い知見が得られました。

発表を行う青木教諭(本学卒業生)

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