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NEWS

2022.04.28 大学院 学生の活躍 機械工学科

日本熱処理技術協会講演大会で研究発表をしました/大学院 修士課程 児玉勇毅さん


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2021年11月25日(木)、26日(金)に島根県松江市で開催された第92回日本熱処理技術協会講演大会で、大学院 工学研究科 修士課程 1年 児玉勇毅さんが学部4年生以来取り組んできた研究の発表を行いました。
児玉さんは、レーザ積層造形という特殊材料の加工方法において、固体銅(Cu)に工具鋼(SKD61)を溶着させた時の金属組織について研究しました。
Cu/SKD61は、互いの化学的性質が著しく異なるため一般に接合は困難ですが、うまくいけば高温の金型を固体冷却できる方法につながります。
田中研究室では2019年度より(一財)天田財団の助成を受け、Cu/SKD61界面の特異なミクロ形態や熱伝達特性について研究を行ってきました。
このたびニッケル(Ni)を添加した中間層を設けることで、SKD61がうまく溶着し造形しやすくなることを見い出し、発表にこぎつけました。
今後、その熱伝達特性を実験とシミュレーションにより評価し、金型冷却への有用性を検証していく予定です。

◆児玉さんの研究発表のテーマ
LMDによるSKD61/Cu接合造形ー第2報ー 接合界面の組織と冷却特性

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