2025.03.13 イベント 学生の活躍 建築学科 建築専攻
大同大学奨励賞表彰式を行いました
表彰式の様子
2025年3月10日(月)本学学長室にて大同大学奨励賞表彰式が執り行われました。
公益社団法人 商業施設技術団体連合会が主催する第22回『主張する「みせ」学生デザインコンペ』にて、建築学部 建築学科 建築専攻 船橋研究室 4年の小木曽力斗さんが奨励賞を受賞しました。本コンペは、商業施設等の設計者・デザイナーを目指す全国の学生を対象に、これからの「みせ」づくりにどのような視点をもって臨むかを、“主張する「みせ」” というテーマを通じてアイデアを募るものです。街づくりや店づくり等を含んだ商業施設設計に対する意識啓発を図り、発想力や表現力を含んだ技術の向上に寄与するべく、2003から20年以上にわたって開催されています。近年商業施設業界では、オンラインショップやECサイトが爆発的に普及し、顧客が実際に足を運ばなくても容易に商品を購入できる時代となりました。その結果、商業施設における実店舗の存在意義が問われ始めています。このような社会背景の中、小木曽さんは、今日の商業施設の在り方に対する問題提議として「柱貸し」という設計手法を考案し、新たな商品や人との偶発的な出会いや発見を生み出す商業施設の提案を行いました。ECサイトでは実現できない偶発的な出会いや発見を生み出すシステムは、今後の実店舗の存在意義になりうるとして高く評価され、349件の応募の中から奨励賞を受賞するに至り、大学の名誉を高めたとして大同大学奨励賞が授与されました。