毎日新聞社・一般社団法人総合デザイナー協会DASが主催する「第56回毎日・DAS学生デザイン賞 大学生の部」の審査が行われ、工学部 建築学科 インテリアデザイン専攻 船橋研究室の福田羽和さん（2024年度卒業、現 大学院 修士課程 工学研究科 建築学専攻 １年）の卒業設計作品「我は拡張する、故に我々は在る」が建築部門にて入選を果たしました。
「毎日・DAS学生デザイン賞 大学生の部」は、デザイン界の人材の発掘と育成をめざし、「次代を切り開く説得力のある新しい価値とオリジナリティのある表現の提案」と「国際的にも通用する発信力のある作品」を表彰するべく、長きに渡り開催されています。

福田さんは、家族のかたちが多様化し、様々なライフスタイルが実現可能になった現代社会において、改めて「個人」の在り方を再考すべきとして、個人と社会の間に介在する【新たな集合住宅の共有部】のかたちを示しました。専有部と共有部の干渉と拡張がもたらす公共性が、閉じた自宅と閉じた社会のあいだに生まれる新たな空間利用の可能性を示唆するものとして高く評価されました。

第56回毎日・DAS学生デザイン賞 大学生の部 入賞者：
https://das.or.jp/?p=12072