2025.06.03 先生の活躍 建築学科 都市空間インフラ専攻
15年前の可児川豪雨 アンダーパスの事故についてテレビと新聞の取材を受けました/鷲見哲也教授
取材を受ける鷲見教授
2025年6月2日(月)放送のCBCテレビ、夕方の報道番組『NewsX』のコーナーと、同日の中日新聞朝刊の記事において、建築学部 建築学科 都市空間インフラ専攻 鷲見哲也教授の水災害の解説コメントが放送・掲載されました。
15年前の2010年7月に発生した岐阜県の豪雨災害では、可児川が氾濫し可児市のアンダーパスに水が流れ込むなどして、3名の死者・行方不明者と住宅浸水、トラックがなされるなどの被害が発生しました。鷲見教授はこの災害の直後に現地に入り、詳細な水害の状況調査を行う一方で、岐阜県の検討委員会のメンバーとして活躍しています。
この日の放送や記事では、気象予報士の桜沢信司キャスターとともに現地を取材する様子とともに、当時の可児川の氾濫やアンダーパスでの車の被災、その後の市や地域での取り組みが紹介されており、鷲見教授はその中で、可児川の特徴やアンダーパスで当時車が被災した経過や注意点の解説を行い、地区ごとのハザードマップを作る地域での取り組みについてコメントしました。
今回の企画は、過去の災害を振り返り、その後の取り組みや備えについて広く伝えるものです。名古屋大学減災センターやCBC、中日新聞社などの連携で「災とSeeing」事業を行い、過去の災害を振り返り備えるように発信していくねらいがあります。
■詳細はこちら
CBCテレビ 災とSeeing㊳「冠水道路に潜む危険 可児川氾濫から15年」
https://youtu.be/JeDruorJZWQ?si=OUErrlFb9dOTuhe9
★中日新聞 2025年6月2日朝刊 記事
<災とSeeing>(38)岐阜県可児市の「可児川氾濫」 アンダーパス冠水 気付きにくく
https://www.chunichi.co.jp/article/1075986?rct=saitoseeing
また鷲見教授は、大同大学の「研究・社会連携ラボラトリー」において「コミュニティ防災ラボラトリー」の代表を務めています。その中で名古屋市南区の水害の解説や避難につながる情報システムの構築の研究を行い、地域の団体・住民・企業に対して水害の特徴を解説するとともに、地域に特化した水防災に取り組み続けています。
大同大学 研究・社会連携推進ラボラトリーはこちら
https://www.daido-it.ac.jp/research/study/lab.html

当日の様子