2025.09.11 学生の活躍
第30回かわさきロボット競技大会で準優勝、3位の成績を収めました!/ロボット研究部
準優勝の表彰の様子
2025年9月7日(日)に行われた第30回かわさきロボット競技大会にロボット研究部から2チームが出場し、それぞれ準優勝、3位の成績を収めることができました。
かわさきロボット競技大会とは、ラジコンカーに武器となる脚・腕構造を付与したロボットによる異種格闘技戦です。
準優勝を収めたのは、工学部 機械システム工学科 4年 三宅正也さんをキャプテン(=ロボット操縦者)とする同学科 4年 森宥翔さんから成るチームです。
三宅さんは様々な競技大会で成果を残し、競合他校にも注目されるロボット研究部のエースです。持ち前の操作技術で危なげなく予選を突破しますが、決勝トーナメントでは過去にこの大会の優勝経験のある本学ロボット研究部の先輩OBと対戦することになります。
この先輩OBは今でもロボット研究部を訪れることがあり、三宅さんとは何度も練習試合をしています。
そんな2人の対戦は三宅さんが勝利し、三宅さんが3位以上の順位を決定する順位決定戦に出場を決めました。
3位の成績を収めたのは情報学部 情報システム学科 4年 行方祐介さんをキャプテンとする大学院 研究生 林秀行さんから成るチームです。
行方さんも三宅さんと同様に様々な競技大会で成果を残していて、このロボット大会では、直近で2連覇を達成している大注目の選手の一人です。
行方さんは予選からこの大会で上位入賞の常連である強敵との対戦が続きましたが、今大会のために新たに製作したロボットを用いて着実に勝ち進んで行きました。
決勝トーナメントでは、対戦相手にロボットを大きく破壊されますが、林さんと協力して修復することで何とか試合に辛勝することができ、順位決定戦に出場を決めました。
順位決定戦では3チーム総当たりで対戦を行うため、三宅さんと行方さんの直接対決も実現しました。
社会人も多く出場するこの大会では、現役の学生であり、同じ大学の2人の対戦は非常に大きな注目を集めることになりました。
普段からよく練習し、競い合ってきたライバル同士である2人の対戦は接戦の末に三宅さんが勝利しました。
その後、2人はもう一人の順位決定戦の出場者との対戦にともに敗れてしまい、それぞれ準優勝、3位という結果に終わりました。
今回の大会は抽選に選ばれた72チームが出場する中で、ロボット研究部から出場した2チームが準優勝、3位という優秀な成績を収めることができ、他の部員たちも大会の配信を通じてこの活躍を目の当たりにし、それぞれの良い刺激になり、とても実りのある大会になりました。

3位の表彰の様子