• AppStoreからダウンロード
  • GooglePlayで手に入れよう
  • Facebook
  • Twitter
  • Line
  • instagram

NEWS

2025.09.08 学生の活躍 機械システム工学科

第43回日本ロボット学会学術講演会にて研究発表を行いました/竹林弘翔・中本子龍さん


発表した竹林さん(左)と中本さん(右)

9月2日(火)~5日(金)に東京科学大学大岡山キャンパスにて日本ロボット学会主催の第43回日本ロボット学会学術講演会が開催され、工学部 機械システム工学科 4年竹林弘翔と中本子龍さんが研究発表を行いました。
竹林さんの研究は、移動ロボットが産業と社会で利活用が加速することを目的とし、RFA規格で標準化された共有マーカに着眼し、実フィールドでの配色が検出率に及ぼす影響を定量的に検証しその支配的な因子を解明した内容となります。また、中本さんの研究は実環境シーンの中で検出率の確保が難しい環境において検出率を高めるために露光時間とゲインの最適化手法について提案しました。発表はそれぞれポスターセッションの形式で行いました。
 この研究はロボットを導入しやすい環境、ロボットフレンドリー(ロボフレ)環境を実現するため、2020年度から経済産業省主導の「革新的ロボット研究開発等基盤構築事業」等の予算事業で進められています。これまでの研究開発成果や策定した規格をより発展させる技術検証や、ロボット導入のユースケース拡大に繋がる新たな標準化領域の検証、ロボット導入による利便性や経済性の向上に資する環境の開発を実施する必要があり、工学部 機械システム工学科 吹田和嗣教授がRFA規格に基づくロボット・建物設備連携と標準化の推進(採択先:株式会社Octa Robotics)からの委託研究を受け実施しました。

発表者(〇印)と発表タイトルは下記の通りです。
▽RFA共有マーカーの配色が検出率に及ぼす影響 フィールド評価に基づく支配的因子の解明
 発表者:
 大同大学:〇竹林 弘翔、中本 子龍、増元 智己、 齋藤 巧、畑中 健汰、白山 太一、吹田 和嗣
 株式会社Octa Robotics:二渡 寿樹、鍋嶌 厚太
▽RFA共有マーカーの配色が検出率に及ぼす影響 露光時間とゲインの最適化と提案
 発表者:
 大同大学:〇中本 子龍、竹林 弘翔、増元 智己、 齋藤 巧、畑中 健汰、白山 太一、吹田 和嗣
 株式会社Octa Robotics:二渡 寿樹、鍋嶌 厚太

また、2024年度 工学部 機械システム工学科 吹田研究室 卒業生稲垣椋介さんの卒業研究を、同学部 同学科 吹田和嗣教授がまとめた形での発表も行いました。この研究はCKD株式会社、トヨタ自動車株式会社の技術支援を受け、2024年度からEV車のサーキュラーエコノミーと作業者のウエルビーイングの両立を目指して実施してきた研究内容となります。
▽EVバッテリの解体におけるボルト外し作業における合業 人体への振動とサイクルタイム低減の評価
 発表者:
 大同大学:稲垣 椋介、〇吹田 和嗣

<関連するリンク>
https://www.ac.rsj-web.org/2025/index.html
https://www.daido-news.jp/du_news/student/6897.html

ポスターセッション講演の竹林さん

ポスターセッション講演の中本さん

この記事をシェアする